

こんな疑問に答えます。
こんにちは。マッハです。
某航空会社の自社養成パイロットで入社し、現在は外資系エアラインでパイロットをしています。
今回は、パイロットの休日の過ごし方についてお話していきます。
日本全国のパイロットの総数は約6000人なので、パイロットはなかなか探しても周りにいませんよね。
僕が就職活動していたときもそうでしたが、生の声を聞ける機会が全くありませんでした。
仕事を探すうえで休日がどうなっていて、実際どう過ごしているかは誰もが知りたいところだと思います。
なので、このブログではできるだけ僕自身の経験も踏まえた生の情報をお届けできればと思っています。
それでは、前置きはこの辺にして、紹介していきます。
目次
パイロットの休日はどのようになっている?
まずはパイロットの休日がどうなっているかについて紹介していきます。
パイロットのスケジュール
国内線のスケジュールはこんな感じです。
1日に多いと8回の離着陸があります。
だいたい1日の勤務時間は6~10時間ぐらいですね。
2フライトの日は短く、4フライトの日だとかなり長く感じます。
見てわかる通り、国内線であっても、3日間家に帰れないことも結構あり、ざっくり月の半分以上は家にいません。

パイロットの休みは月間10日
上のスケジュール表にもあるように、月間の休みはだいたい10日前後です。
ただサラリーマンとは違い、休みは不定期になることがほとんどです。
休み自体は10日前後ですが、午前中で終わる日もあれば、夕方から出勤する日もあり、勤務日であっても比較的自由な時間が多いのも特徴です。
引っ越しに伴う役所での手続きや通院など、平日の日中しかできないことについては有給を取らなくても時間を作れるので個人的には楽です。
またテーマパークやショッピングなども混雑を避けていくことができるのもありがたいですね。
有給休暇はほぼ確実にとれる
結論から言いますと、ほぼ100%とれます。
なぜこんなに有給休暇が取れるのかというと、パイロットの業務は誰がやっても変わらないからです。
もちろん操縦技術に差はありますが、基本的な業務は誰でも代わることができるので、他の職種に比べると有給休暇が取りやすいのです。

こちらの記事では国際線のスケジュールや休みについても詳しく書いていますので、ご覧ください。
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パイロットの休みは?勤務時間と休日
続きを見る
パイロットの休日の過ごし方
続いて、休みの日はどんな過ごし方をしているのか、僕の実例をご紹介していきます。
休日の過ごし方
- 家族と過ごす
- 健康管理
- 自分の好きなことをやる時間
- 次の仕事の準備
家族と過ごす
これはどの家族でも言えることだと思います。
僕は休日が土日になったときは、子供たちと公園に行ったり、近くのイベントを探して出かけたりしています。
逆に平日のときは、子供たちが幼稚園、学校に行っている間に妻とショッピングやランチを楽しむようにしています。
家を空けることが多いので、妻に休んでもらいたいのと、子供たちと遊びたいですからね。
最近ではテントを購入したので、近くの公園で使用してピクニックしたりすることも多いです。
健康管理
やはりパイロットは身体が資本なので、健康管理にはしっかり投資します。
特に睡眠グッズにはしっかりお金をかけていますね。
具体的には短い睡眠でも深く眠れるようなマットレスや枕を使っています。いくつか試してきましたが、これが一番おススメです。
寝心地がかなり良く、深部体温を下げてくれる効果があるので、深い睡眠につけるようになります。
あとは、週1回以上は必ずサウナには行っています。
僕はもうかれこれ10年以上続けていますが、最近ブームになってきているので、是非試してみてください。次の日の目覚めが全然違いますよ。
自分の好きなことをする時間
家族との時間ももちろん大切ですが、自分の時間を作ることも重要だと思います。
ステイ先でも比較的時間は作れるので、ブログの執筆や読書はステイ先でするようにしています。
家でしかできないこともたくさんありますからね。
最近ではDIYにハマっているので、近くのホームセンターで資材を揃えて色々作っています。

次の仕事の準備
同じ路線であっても、周囲の環境は違いますし、1度として同じフライトは存在しません。
そんな中で色々な状況に対処できるようにするためにはやはり準備が重要です。
次の日の天気や空港の注意点をまとめることをメインに準備を進めていきます。
パイロットになりたてのころは、次のフライトの準備に追われることが多かったですが、慣れてくると、要領も良くなってきて、どこがトピックとなるかが見えてくるようになります。
まとめ
今回はパイロットの休日の過ごし方について、僕の経験も交えながら紹介してきました。
平日休みが多いので、人気のスポットに予約なしで行けたり、平日しかできない事務手続き等もスケジュールを調整しなくても比較的容易にできます。
健康管理は大変ですが、休み以外でも自由な時間も多く、やりたいことが多い人にはうってつけです
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